
こんにちは。ぷろねきです。現在絶賛オーストラリアワーキングホリデー滞在中です。
現在2月上旬。南半球に位置するオーストラリアでは気温30度を超える日が続き、2月に外で汗をかきながらアイスを食べるという人生初に経験をしております。とはいえ、ここメルボルンは日中と夜の気温差が10度以上なんてこともざらにあり、昼間はあんなに暑かったのに、夜は上着がないと寒すぎるみたいなことも日常茶飯事です。
このメルボルンの気候に関してもいつか記事にしたいなと思います。
本日のテーマは「語学学校は行くべきか否か」
よくあるテーマですよね。
特にワーホリに初めて行く方なら迷う方の多いのではないかと思います。
結論から言うと「人それぞれです」。
それでで片づけてしまいたいところですが、自分の経験も踏まえていろんな観点から意見を書いていけたらいいなと思います。
私は前回のカナダワーホリでは語学学校に行きましたが、今回のオーストラリアワーホリでは行っていません。初回のワーホリとと2回目でどう考え方が変わったのかも書いていきます。
参考になれば幸いです。
語学学校とはなんぞや

その名の通り語学を学ぶところですね~(なめんな)
とはいってもどんな感じで入学して、どんな感じで授業を受けていくのかというのをここで少し説明していきたいと思います。
(※あくまでも私の学校での話ですのでご了承ください)
一応「入学式」というものがあります。私の学校では毎週月曜日にあっていました。
入学式で学校の説明とともにスピーキングと筆記試験によるクラス分けテストが行われました。
もちろんスピーキングはネイティブの先生とお話し。当時の私は最初の挨拶以外何もわからなかったのを覚えています。
次の日には試験の結果から自分のクラスが決められ、そこのクラスで、そのレベルのテキストをもらい進んでいくという形です。担任の先生もいます。私は確か下から3番目くらいのクラスだったと思います。
同じクラスには様々な国籍の生徒さんがいました。中国、韓国など近隣の国をはじめ、ブラジル、メキシコなど様々。
レベル分けクラスで分けられたクラスがメインで、そのほか選択科目もありました。話す練習をしたい人は「スピーキングクラス」ビジネス英語を学びたい人は「ビジネス英語クラス」のように様々なクラスがあり、空きコマや授業のない日に希望で入れるクラスです。
これは個人的に良かったなと思います。
語学学校に行くメリット
語学学校に行くメリットは
- 語学力の向上
- 友人ができる
- 視野が広がる
メインはこの3つではないでしょうか
語学力の向上
学校に行けば、もちろん授業でも英語を学びますし、先生や他の生徒さんとも英語で話します。
私が行った語学学校は「English Only」の学校でした。授業中はもちろん、休憩時間や日本人同士で会話するときさえ英語で話してくださいという規制がありました。
母国語で会話していたら、ペナルティはないものの先生にわりとキツめに怒られました。逆にそのような環境でないと、日本人同士で固まって、日本語で楽しく話して、おわり。ということになっていたと思うのでこのルールはあって良かったと思います。
また、我々が中学、高校で受けてきた授業とは違い、英語を、英語で学ぶという点はかなり大きいかと思います。
正直私のクラスのテキストを見ると、おそらく中学校3年生~高校1年生くらいの文法の本で「これはわかるな」という部分もありました。
なので内容はわかるのに先生が言ってることが文章として頭に入ってこないという「わかるのにわからない」という謎な現象が出ていました。
英語で授業を受けるのは、本当にリスニング力の向上につながったと思います。英語を英語で理解する「英語脳」が鍛えられたと思います。
全く新たなことを英語で学ぶのであればかなり難しいかと思いますが、自分が既に知っていることを学ぶのは、「多分こういうことを言っているんだろうな」「あ、これは英語ではこうやって言うのか」と理解にそんなに時間がかからず呑み込めて、英語を学ぶことができるからです。

友人ができる
これは初めての海外生活であれば特に醍醐味ではないでしょうか。
先述した通り語学学校には様々な国の生徒さんがいます。また彼らから見れば自分も外国人。
毎日語学学校に通い、授業やアクティビティなど様々なことを通して、多くの人と仲良くなりました。
語学学校を卒業しても、その後のワーホリ生活のほとんどを一緒に過ごした友人もいますし、その方とは今も連絡を取り合っています。
初めての海外生活という不安のなかで、そのような仲間がいると安心ですし、より楽しめるものになるのではないでしょうか。
将来の選択肢が広がる
学ぶことは語学だけではありません。様々な国の人と交流を持つことで、自分の知らなかった世界を知ることができます。文化、言語、働き方、などなど。それがのちに自分の視野を広げることになるのです。
デメリットもある
個人的にはメリットの方が大きいとは思いますが一応デメリットも書いておきます(笑)
「お金がかかる」これに尽きますよね。
あとはデメリットというほどではないんですが、デメリットにもなりうる部分も併せて書いていきます。
まず金銭面に関して。
語学学校に通う期間は1週間と短いものからもあります。金銭的に余裕があるならずっと通い続けることも可能です。(かなりの費用になりますが…)
私は語学学校に3カ月間通いました。毎日ではなく週4日ほどだったと思います。費用は30万円。
費用については、あくまでも私個人の情報であり(2018年時点)、また学校やコースによってかなり差があります。
ですが、どれくらいの期間通うにしても、お金がかかるのは確か。それも比較的大きなお金です。
「でも学校に行かないと、英語も伸びないし、友達もできないんでしょ」
そんなことありません。
いまやスマホで何でもできる時代。meet up アプリや、現地のイベント参加、また言語交換アプリで現地の友人を作ることも可能です。
こういったものを駆使して、語学学校に行く費用をセーブしつつもそれ以上の英語環境を作ることも可能です。
私自身、今回のオーストラリアワーホリでは語学学校に行っていませんが、日本滞在時より言語交換アプリでやり取りをしていた友人とこちらに来てから初めてお会いし、今も週1レベルで会っています。
また、おそらく大体の方がホームステイ、シェアハウスに滞在するかと思います。そこで一緒に生活する人たちと交流を持つことができます。もちろん英語で。
そうです。語学学校に行かなくたってその人の行動次第で言語は学べますし、逆を言えば語学学校に行ったからといって100%仲のいい友人ができるとも限りません。
それと、英語初心者だった私が英語初心者に申し上げますが、3カ月語学学校に行ったところで、そんなに伸びないです!(あくまでも3カ月の場合)
これもどう頑張るかにもよりますが、たいていの英語初心者は自分の英語力が伸びたのか伸びていないのかわからないまま卒業することが多いと思います。
それと通学期間が長期になればなるほど最初ほどのやる気はなくなり、いわゆる「中だるみ」する人も多いです(わたしもそう)
一方、語学学校に行かずに現地に到着してすぐに仕事を探して、リアルな英会話で語学力をあげる方もいらっしゃいます。少々スパルタなやり方ですが、これの何がいいかというと、「英語をしゃべらなければならない環境に身を置く」ということです。
さんざん語学学校のメリットを言ってきたのにデメリットを強調していうのもなんですが、
語学学校はしゃべらない選択肢を取ることも可能です。
例えば先生にあてられて答えを言うとします。答えられなかった場合に、先生が答えを言ってくれる、もしくは周りの生徒が答えを言ってくれます。
休憩時間は日本人同士で固まるか、誰ともしゃべらない選択をすれば見事日本とほぼ変わらない環境が完成するわけです。
対して仕事ではどうでしょう。しゃべらないと話になりませんし、クビにもなります。そもそも面接に受からない可能性もあり、自分で何とかしないといけない、英語を話さないといけない環境なのです。
もしあなたがお金持ちで、仕事をしなくても生活できる状況であれば別ですが、たいていの方は生活費を現地で稼ぐことがおおいです。つまり生活がかかっています。
しゃべらなくても何とかなる環境とは全く違うのです。
とはいえこのスパルタ環境には語学学校を卒業してからでも身を置くことは可能ですし、まずは「英語を聞くこと、話すことに慣れてから仕事で実践英語を身に付ける」パターンがこれまでワーホリで会った人たちを見てきても一般的でした。
ちなみに結局私は高いお金を出して語学学校に行ったにもかかわらず、中だるみし、結局最後の方は行っていませんでした。もちろん英語力も伸びないまま。
これらを踏まえてどちらが皆さん自身にあっているでしょうか。
結局のところ人による。行くか迷っているなら行った方がいい。

冒頭に述べた通り人によります。でも個人的には行った方が楽しいかなと思います。
英語に慣れるという意味でも初心者はなおさら行った方が安心かなと。
ある程度話せる人でも、そのレベルが上がった状態で行くのとはまた違うとも思いますし、
語学学校に行こうか行かないか迷っているなら行くことをお勧めします。
私は前回途中で行くのを辞めてしまった過去があるのとお金をセーブするためにも今回は行かないことを選びましたが、余裕があればいつでもいきたいと思っています。
いかがでしたでしょうか。これから海外に行く人、語学学校に行こうか迷っている人、
行くにしてもいかないにしても、その選択を有意義にするのはあなた自身です。
長々と書いてしまいましたが参考になれば幸いです。
また次回お会いしましょう。
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